庭にある生薬

今年も私の大好きな花、「ナニワイバラ」がたくさん咲きました。
庭の花を眺めているとコロナの不安や恐怖を少し忘れて心が穏やかになります。
コロナで大変な時でもいつものように新緑が芽吹き、花が咲く…。
自然のチカラって改めてすごいなぁ…と感じています。
「ナニワイバラ」の成熟果実は実は生薬なんです。
生薬名は「金桜子」。
効能は「渋腸止瀉」で、慢性の下痢の改善ができます。

大輪の白い花「クレマチス」。
クレマチスの根も生薬です。
生薬名は「威霊仙」。
効能は「袪風除湿」「通絡止痛」で、
手足の関節痛、関節の運動障害、手足の痺れなどの症状を伴う痛みに使われます。

そしてすずらんを思わせるような愛らしい花「ナルコユリ」。
ナルコユリの根も生薬です。
生薬名は「黄精」。
効能は「潤肺止咳」で、肺を潤し乾いた咳を鎮めてくれます。
また「補腎益精」の効能もあるので滋養強壮になります。
ナルコユリの花言葉は「元気をだして」…。

心も体もコロナに負けないで元気に過ごしましょう。

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